【お金編】クーポンの罠にハマらないようにするには
そもそもが無駄遣いさせるためのものだと思え
「超お買い得セール」だったり「2つ目は半額」だったり、小売業者やブランドは、クーポンやセールを利用してより多くの買い物をしてもらおうとしている。
しかし、冷静になってみよう。
クーポンを使えば必ずお得になるわけではないのだ。
実は、多くのオンライン小売業者は、クーポンコードを提供する場合に、商品価格を定価まで戻していることがあるのだ。
時々、20%引きなどのクーポンを発行するが、実はその前の週には商品ごとに割引価格を示したセールを行っていて、クーポンを使ったとしても、セールの時ほどは安くならない場合が多い。
対策としては、価格の変動をこまめにチェックすること。クーポン併用で安くなるからといって飛びついてはいけない。
本当にお買い得と言えるのは、サイト規模のセール期間中にもクーポンを併用できる場合だろう。
また、購入したクーポンには使用期限があることも覚えておこう。
サイトによっては、お客が一時の気の迷いでクーポンを購入し、使用しないまま有効期限が過ぎるのを当て込んでいる場合がある。
対策としては、期限のあるクーポンは確実にすぐ使うものに限って購入するようにしよう。もし、購入を少しでも迷ったら買わないほうが良い。
多くのクーポンは、割引を受けるための最低購入価格を設定している。
「5000円以上購入で10%引き」などだ。
クーポン利用のための最低購入価格を確実にクリアできるとわかっている場合以外は、クーポンに手を出さないほうが良い。それでも、「クーポンの最低購入価格まであと少し」という事態に陥ってしまったなら、追加で買うものは自分が本当に必要としているものや、ギフトに使えるものにするべきだ。
「割引」という言葉に惑わされて思わず消費しすぎてしまわないよう、このような仕組みは理解しておくようにしよう。
クーポンが本当に価値あるものになるのは、その商品が本当に必要で、通常価格よりも安く購入できることが確実な場合だけなのだ。