【生活編】鉄分不足や貧血に!
鉄不足は、世界的に最も多く見られる栄養欠乏症です。 特に、急激な成長を伴う年長乳児や幼児、月経血損失のある女性、鉄要求量の増加する妊婦・授乳婦で鉄不足が多く見られます。 このように女性には鉄不足になる要因が男性に比べておおいのです。
鉄が不足すると、どのような症状が起こるのか?
鉄不足の代表的な症状は貧血です。 その他、運動機能や認知機能の低下 、体温保持機能の低下、免疫機能の低下などがみられることがあります。 貧血の女性は生命保険の加入においても難点があります。
厚生労働省は1日あたりの鉄分推薦摂取量を成人女性で10.5~11mg/日と言っています。 合わせて鉄分の吸収を向上させるビタミンCも摂取するように勧めています。
葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」と言われてます。
葉酸が不足すると、どのような症状が起こるのか?
葉酸が欠乏すると、ビタミンB12欠乏と同様に巨赤芽球性貧血(悪性貧血)を引き起こします。 また、動脈硬化の引き金になる血清中のホモシステイン含量も高くなります。 胎児の正常な生育にも不可欠なため、母体の葉酸が不足すると、胎児の神経管閉鎖障害や無脳症を引き起こします。
厚生労働省は1日あたりの葉酸推薦摂取量を成人女性で240μg/日と言っています。